K様はカーサポート高橋で自動車保険にご加入いただいているお客様です。
エンジンチェックランプが点滅し走行中「ガッガッガッ」となったとお電話がありレッカー致しました。K様はお仕事が残っていたため当社のレンタカーを積んで現場へ向かいました。
自動車にはコンピュータが搭載されており様々なデータを電子制御しております。整備士はそのデータ(フリーズフレームデータ)を故障診断機(スキャンツール)につないで故障コードを読み取り原因を探ります。
K様のムーブのコードは「始動不良」でした。そして原因究明のため燃料系やセンサー系、バッテリーなどを一つずつ拾って点検しましたが、すべて正常値でした。
また短時間の試運転ではK様が仰る症状がでませんでした。
故障コードは、項目により一回の不具合でチェックランプが点灯するものと2回以上で点灯するものがありますが「始動不良」は一回の不具合で点灯する項目ですので一過性の何か不具合を拾って点滅したと思われます。
整備記録簿を拝見すると車を購入したディーラーで3週間前にCVTFを交換しておりますので、もしかしたらCVTFが温まると何らかの不具合が生じるのかも知れないと思い1時間程度試運転したところやっと症状がでました。
アクセルペダルを踏んでも「プスップスップスッ」と息継ぎするような症状です。
症状から推測すると燃料噴射ポンプの故障やスパークプラグ失火かもしれません。
K様のムーブはリコール対象車ではありませんが、以前ダイハツで燃料ポンプのリコールが出ていたことがあります。
状況次第でディーラー保証になる可能性もあることを考慮し、今回はディーラーへ運び点検してもらうことにしました。
ディーラーでも1時間程試運転してやっと症状が出たそうで故障診断機の結果、
イリジウムプラグ失火が原因だとわかりました。軽自動車のイリジウムプラグの交換目安は7万㌔ですが、ディーラーさん曰く、新車のイリジウムプラグは5~6万㌔で調子が悪くなることがあるそうです。
再び当社へおクルマを運び、イリジウムプラグを手配し交換いたしました。
納車までお時間を要しましたが当社はその状況に応じてお客様へ安心で安全なカーライフを過ごしていただきたくお客様に寄り添ったサービスを心掛けております。
また、試運転して気になったのは純正マットの上に社外品のマットが敷いてあり
固定していないので運転中にマットがズレて来ますし、先の丸まった部分がアクセルペダルの下に入りペダルを踏み切ることができませんでした。
アクセルペダルにマットが干渉するとマットの厚み分だけ踏みしろにズレが生じてしまいますので、K様にマットの先をカットするか重ねてマットを敷かないようにアドバイスいたしました。
お客様に車が急に故障して自力走行出来なくなったらどうすればいいかと聞かれることがあります。
まずは冷静におクルマを安全な場所へ移動しカーサポート高橋へお電話ください。当社のレッカー車で現場へ向かいます。状況によっては直ぐに駆けつけられない場合もありますがトラブルに応じて助言やサポートをさせていただきます。
時間外などで当社に連絡がつかない場合はお客様が契約している自動車保険の安心サポートセンターへ連絡しロードサービス特約を使ってカーサポート高橋へ搬送をご依頼くださいませ。自動車保険のロードサービスは利用しても等級には原則影響しないため安心してご利用できます。
カーサポート高橋ではレンタカー事業もしております。自動車保険でレンタカー特約の契約をしているお客様はご利用いただけます。もしも、当社のレンタカーの空きがない場合には当社が契約しているレンタカー会社に手配いたします。
レンタカー特約を付けていないお客様は当社の代車をご用意いたします。
ただし代車は限りがありますので迅速にご用意できない場合もありますのでご了承くださいませ。
当社のお客様は加美郡にお住いの方だけではなく大崎市鳴子町、大崎市岩出山、大崎市三本木、大崎市古川、栗原市、富谷市、仙台市、黒川郡からも来ていただいております。
お客様のご都合によっては引取納車サービスもさせていただいております。まずはご相談ください。
お電話でのお問合せは
0229-63-5530
で受け付けております。
※必ず「ホームページを見た」とお伝えください。